8月1日、積丹町小泊海岸にて「第5回 お魚タッチプール」を開催しました。
本イベントは、積丹の海に暮らすいきものに実際に触れ、その魅力や水産業、海の環境について楽しく学んでいただくことを目的として開催しています。
今年も町内外から約100名の親子連れや観光客の皆様にご来場いただき、会場は子どもたちの笑顔であふれる一日となりました。
積丹町は豊かな海に囲まれていますが、実際に海のいきものへ触れる機会は意外と多くありません。
お魚タッチプールでは、魚やヒトデ、カニ、ウニなど、積丹の海に暮らすさまざまないきものを展示し、スタッフが特徴を紹介しながら、自由に観察・体験していただく機会として今年も開催いたしました。

魚たちは、東しゃこたん漁業協同組合のご協力のもと、積丹の定置網漁船でその日の朝、沖から運ばれてきます。何がやって来るかは、その日の漁次第。当日は、漁業者の皆さんが「ホシザメ」を連れてきてくださいました。
普段は水族館でしか見ることのないサメを目の前にした子どもたちは、最初こそ「触っても大丈夫?」と少し緊張した様子…。
しかし、一度勇気を出して触れてみると、「もう一回触りたい!」「この魚は何て名前?」「サメってどうしてザラザラしているの?」と、子どもたちは次々に興味を広げ、会場はあっという間に笑顔と歓声に包まれました。




今年初めての取り組みで人気を集めたのが「ウニスペシャルツアー」です。
ツアーでは、積丹の海の特徴や豊かな漁場が育まれる理由、近年課題となっている磯焼け、そしてウニの生態について、ガイドとウニ博士が楽しく・分かりやすく解説しました。


また、「ウニスペシャルツアー」の醍醐味は、積丹町自慢の本物のウニに実際に触れられることです。
参加者は、ウニを目の前に生態をじっくり観察しながら、実際に殻をむく体験にも挑戦。「ウニはどうやって食べる部分ができるの?」「海藻を食べるって本当?」「ウニの口ってこんな形なんだ!」と、子どもたちだけでなく大人からも驚きの声が上がり、夢中になって学ぶ姿が見られました。
積丹の海が育む特産品を、「食材」としてだけでなく「いきもの」として知ることができる、ここでしか味わえない学びの時間となりました。



ところで、写真のトゲトゲ帽子をかぶった人物をご存じでしょうか?
その名も、「ウニ博士」。
積丹町で水産技術指導員として活躍する人物です。普段は行政職員として、積丹の海やウニの研究・藻場づくりなどに携わっていますが、子どもたちに海の魅力を伝えるイベントでは、この姿に大変身!
「ウニはどうして海藻を食べるの?」「どうして積丹のウニはおいしいの?」そんな疑問にも、分かりやすく、そして楽しく答えてくれる人気者です。
最近では少しずつ知名度も上がり、イベントで活躍する機会も増えてきました。
ちなみに、「なぜウニなのに白いの?」「どうしてウニ博士なの?」という疑問を持った方もいるかもしれません。
その答えは……ぜひ、イベント会場でウニ博士本人に聞いてみてください!
今年は「海のいきものスマートボールゲーム」と、人気の「ウニ帽子」をかぶって撮影できるフォトスポットなど、遊びながら海に親しめる企画も実施しました。





今回の開催にあたり、ご協力いただいた東しゃこたん漁業協同組合をはじめ、漁業関係者の皆様、スタッフの皆様、地域の皆様に心より感謝申し上げます。
地域の皆様の支えがあって今年も開催することができました。
これからも多くの方と力を合わせながら、海の魅力を発信してまいります。

お魚タッチプールは、いきものと触れ合うイベントであると同時に、「海を知る入口」をつくる活動です。
子どもたちが海を好きになり、その気持ちが未来の積丹の海を守る力へとつながっていくことを願いながら、これからも地域に根ざした活動を続けてまいります。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。また来年に会いましょう!
主催:SHAKOTAN海森学校
協力団体:東しゃこたん漁業協同組合
協力団体:株式会社積丹スピリット
協力団体:株式会社つぎきの森
後援:積丹町