4月19日(日)、積丹町で林業や薪づくり・販売を行う積丹グリーンさんが毎年春に開催しているイベント「山菜とり体験」に参加してきました。
今回の目的は、山菜を味わうことはもちろん、積丹岳の麓に広がる森林「愛称:たんたん山」で、春の自然を全身で感じること!雪解け直後の山には、この時期ならではの恵みと発見があふれていました。
最初のプログラムは、白樺の樹液採取です。
川沿いの斜面に生える白樺の木に小さな穴をあけると、透明な樹液がぽたぽたと流れ出てきます。そこにチューブを差し込み、自然の力でゆっくりと樹液を集めます。
白樺樹液は、雪解け直後のわずかな期間にしか採れない貴重な自然の恵みで、ほんのり甘くミネラルを含んだ優しい味わいが特徴です。
樹液が溜まるまでの時間を活用して、次のプログラムへ向かいました。

続いては、春の山菜の代表格「ギョウジャニンニク」の採取です。
積丹グリーンの森田さん、運野さんにガイドいただき、採取場所へ。見つけた瞬間、参加者のみなさんから歓声があがるほどの人気ぶりでした。
採取前には、どの葉を選ぶか、来年も育つような採り方といったレクチャーも丁寧に教えていただき、自然と共存する大切さも学びながらの体験となりました。
大人も子どもも夢中になり、春の山の中で穏やかな時間が流れていきます。




約1時間半後、白樺のもとへ戻ると、しっかりと樹液が溜まっていました。
木によって採れる量や味わいが異なるのも自然ならでは。澄んだ甘さの樹液はそのままでも美味しく、さらに淹れていただいた「白樺樹液コーヒー」は、まろやかで格別の味わいでした。
体験の締めくくりには、採れたてのギョウジャニンニクを使ったジンギスカンも振るまわれ、山の中でいただく食事の美味しさに思わず笑顔がこぼれます。

たんたん山では、山菜だけでなく生きものとの出会いも魅力のひとつでした。
池では、エゾサンショウウオの卵・カエルの卵など、春の訪れを告げる生きものたちを観察することができました。
持参したスコープをお試しに使って遊んでみたり、子どもたちにとっても大人にとっても学びの多い時間となりました。積丹グリーンのみなさま、春の森を楽しむ機会をありがとうございました!


次回の積丹グリーンさんのイベントでは、海森学校も講師として参加予定です。
たんたん山の植物を使った「草木染体験」を、ご家庭でも簡単にできる内容でレクチャーいたします。自然の色を暮らしに取り入れるきっかけとして、ぜひご期待ください!


