2026年1月24日(土)、積丹町教育委員会主催の社会教育推進事業の一環として、「かまくらづくり体験教室」を実施しました。
雪にすっぽりと包まれた広場には、計9名の子どもたちが元気いっぱいに集まり、冬の積丹ならではの体験が始まりました。
今回の体験のテーマは、「北海道の冬という地域特性を活かし、雪と向き合いながら冬の遊び方を知ること」。
あらかじめ用意した雪山に、バケツやスコップを使って穴を掘り進め、少しずつ内部を広げていきます。今回は2チームに分かれ、雪山を前後から掘り進め、トンネルを開通させることを目標としました。


最初は「どこから掘るの?」「これで大丈夫?」と戸惑っていた子どもたちも、作業を進めるうちに少しずつコツをつかみ、自然と声を掛け合いながら掘り進めるようになっていきました。
「ここ、もう少し掘り進めよう」「雪をかき出してきれいにしよう」
そんな言葉が飛び交い、次第に役割分担が生まれ、いつの間にか自ら考え、動く姿が見られるようになったことが印象的でした。


一方で、雪山の内部には想像以上に硬い雪があり、思うように掘り進められない場面も…。
そんなときは大人の力を借りながら、子どもたちはかき出された雪を必死に運び出します。雪は思い通りにならない素材ですが、だからこそ、失敗を重ねながら工夫する面白さがあります。予想外の出来事に直面しても、誰かが「頑張ってみよう!」と声をかけ、再びスコップを握る…前向きなやりとりが随所に見られました。


そして最後は、大人の力も加わり、ついにトンネルが開通。
恐る恐る中へ入る瞬間は、この日一番の盛り上がりとなりました。外の寒さとは打って変わって、雪に囲まれた空間のほんのりとした暖かさを体感したり、順番にトンネルをくぐり抜けたりしながら、「楽しい!」「もっと遊びたい!」と、子どもたちの満面の笑顔があふれました。




今回の体験を通して、子どもたちは雪という身近な自然に、遊びながら向き合いました。ただ作るだけでなく、仲間と一緒に試し、挑戦する。その積み重ねが一つの形になった経験は、きっと心に残るものになったことでしょう。
積丹の冬は、厳しさを感じると同時に、豊かな学びの場でもあります。
今後も地域の自然を活かした体験を通して、子どもたちが「楽しい」「またやりたい」と感じられる機会を、継続的に提供してまいります。
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