開催:令和7年5月3日~令和7年5月5日
開催場所:積丹町神威岬灯台
積丹町(しゃこたんちょう)では、GW限定の特別イベントとして「神威岬灯台(かむいみさきとうだい)」の一般公開を行いました。
神威岬灯台は、通常は一般開放を実施しておりませんが、私たち航路標識協力団体は、多くの皆様に神威岬灯台と積丹ブルーの海を知って欲しいという想いで、小樽海上保安部のご協力を得ながら実施しています。
神威岬灯台周辺の天気は非常に変わりやすく、強風の影響で中止となった日もありましたが、開期中は、総勢195名の参加者に来訪頂き大盛況で終了いたしました。
地域の方も道外からお越しいただいた方も、誠にありがとうございました!
当日の様子をご報告いたしますので、是非ご覧ください。


札幌から車で約1時間半の場所に位置する積丹町。
この町には、アイヌ語で“神”を意味する「カムイ」の名を持つ「神威岬」があります。
自然豊かで、海の幸に恵まれた場所ですが、周辺の海には多くの暗礁があり、常に強風や高い波がおきることから、「日本海最大の難所」とも呼ばれました。

神威岬灯台は明治時代、北海道開拓を進める北海道庁によって建設された灯台です。
昭和35年に無人化されるまで、「灯台守(とうだいもり)」と呼ばれる職員によって維持管理されました。半自給自足の生活、冬は雪に閉ざされる過酷な環境で、現在でも当時の暮らしの遺構を探す事ができます。
神威岬灯台オープンデーでは、ガイドが、灯台の役割について案内するほか、灯台守と家族が暮らした住居の跡地や、過酷な環境で職務にあたった灯台守たちの物語を紹介しました。
本イベントは、多くの皆様に「神威岬灯台を深く知って頂き、積丹町に関心を持っていただきたい!」ということを目的に実施しています。そのため、当日はガイドの案内に沿って参観を実施しました。


20分のプチツアーに参加した皆様からは、「整備された観光地に、こんな歴史が刻まれているなんて、参加するまで想像が出来なかった。」「参加したことで、景色の一部だった灯台を、もっと知りたくなった!」と、嬉しいご感想をいただきました。国内で唯一現存している「第一等不動レンズ」の展示室と合わせて、学びの深い一日になったことと思います。
これからの旅先でも、灯台をみつけたら神威岬のことを思い出していただけると嬉しいです。


本イベント一番の魅力は、展望デッキから積丹町の景色を360℃パノラマ参観出来ることです。
開催中は、地上よりも強く風が吹く瞬間もありましたが、皆様しっかりと安全確認を行った上で見学されました。
展望デッキでは、「すごーい!」「来てよかったー!」と、多くの皆様から完成の声が上がりました。地上よりも目線の高い絶景を楽しみながら、海と灯台を堪能していただきました。


私たち「実のなる杜推進協議会」は、海上保安庁より認定を受けた「航路標識認定団体」として、灯台を活用したイベントやツアーの実施、整備業務等に取り組んでいます。
この取り組みは、積丹町の歴史を語る上で重要な位置づけにある神威岬の歴史を普及するほか、灯台の役割について理解を深めることを目的に実施しており、積丹町にとって誇りである神威岬灯台を、皆様に知って頂きたい想いで活動をしています。
是非、大自然が美しい積丹町に、一度お越しくださいませ。灯台と共に、積丹町の知られざる魅力をご案内します。

本年度は、以下イベントを予定しています。詳細が決まりましたら、本HPにて公開いたしますので、お待ちください。
8月下旬:神威岬灯台オープンデー(2日間)
9月中:神威岬灯台プレミアムナイトツアー
主催:株式会社SHAKOTAN海森学校
協力:株式会社積丹スピリット